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乳がんと診断されたらするべきこと

目次

「乳がん」と診断されたら・・・

「あなたは乳がんです」と診断されたら、いったいどうしますか?

最初は頭が真っ白になり、どうしたらいいのかもわからない・・・というのが現状ではないでしょうか?

そこで、今回は、乳がんになったらどのようなことに気をつけるべきかなどについてお話しをします。

乳がんについての豆知識

 2018年における、日本人女性のがん罹患数の1位は乳がんで、その罹患数は93858人であり、一生のうちに乳がんになる女性の割合は9人に1人と言われています。がんの罹患率としては、かなり高いのですが、死亡率は他の癌種に比べると乳がんの死亡率は、それほど高くはありません。乳がんにおける5年生存率(2009~2011年)は92.3%と、比較的予後の良いがんと言えます。(がん情報サービス参照)
 
 つまり、これは何を意味しているかというと、
「がん」と診断されても、乳がんでは、すぐに死ぬという可能性は低いけれども、
「長期に渡り、乳がんと共に生活をし、治療を継続する」ことが必要であるということです。
 
 また、乳がんは女性だけの特有のものではなく、罹患する人の割合は極めて少ないですが、男性も乳がんにかかる方はいらっしゃいます。

乳がんの原因とは?

 では、「なぜ乳がんにかかったのか」という原因についてですが、現時点では、未だ原因は解明されていません。

 一説によると、加齢や喫煙以外に挙げられる要因として、牛乳などの乳製品やタンパク質の過剰摂取によるものが関与しているのではないか?とも言われています。
 
 実際に、畜産業界では牛や豚を育てる時に、成長ホルモンや抗生剤、ワクチンをはじめ様々な医薬品類が使われています。これらの医薬品を使用した畜産物を、我々が食した際に、人間の体内でどのような化学反応が起こるのかというのは、計り知ることができません。
 いずれにしてもまだ詳細は不明ですが、自分が口にする物の量や質にも、気をつけるにこしたことはないのかもしれません。

乳がんの治療について

 現在の標準がん治療は3つです。外科的治療(手術)、放射線治療そして、抗がん剤を用いた薬物治療です。それぞれにおいて長所短所がありますし、各々の方によってそれらの治療の適応の有無が異なるので、ここでは詳しくは述べませんが、概ねこれら3つの治療方法を組み合わせて治療を行なっていきます。

 ご自身のがん治療が今後どのように行われていくのかは、主治医をはじめ、セカンドオピニオン、サードオピニオンも含めて、ご自身が納得できるまで専門家の話をしっかり聞いてみることをオススメします。

乳がんと診断されたらするべきこと

 では次に、乳がんと診断されたらすべきことについて、大きく分けて3つあります。

①自分の現在の病状を把握する
②病気や治療について、知識をもつ
③不安感を受け止める

 これは乳がんに限ったことではなく、他のがんでも同じです。

 ①は先ほど述べた通りです。専門家の話を聞き、現状を把握することが大事です。

 ②はほとんどの方が、インターネットなどを使って調べられることでしょうから、ここでは説明を省きます。

 そして、最も大事なのが、③番目の「不安感を受け止める」ことです。

乳がんになったら気をつけるべきこと

 乳がんになったら気をつけるべきこととして、私の長年の経験から申し上げますと、「いかに自分の心のコントロールをするか」ということが、何よりも大事になってきます。
 
 これは、乳がんに限ったことではなく、肺がんや消化器がんなど、その他のがん種についても同じなのですが、やはり女性のシンボルとしての部位である乳房が癌になる、そしてその乳房の切除が余儀なくされるということになると、女性にとっては、計り知れないほどのショックと悲しさでいっぱいですし、時には、もう女性として生きていけない、死にたいと思う気持ちすら湧きあがってくる、それほどの出来事だからです。
 
 ここが、他のがんとの大きな違いです。
 実際に、乳がんに罹患している女性は、心が不安定な状態の方が多くいらっしゃいます。
 
 さらに、乳がんは再発治療も含めると、その他のがん種に比べて、治療期間が非常に長いので、これも精神的に不安定になる要因の1つに成りうることでしょう。

 生存率が長いことは良いことではありますが、一方で、長期間の治療によっておこる副作用や闘病生活への疲れ、精神的な辛さから、うつや自暴自棄に陥ることなども少なくはありません。

乳がんとカウンセリング

 では「不安感を受け止める」にはどのようにしたらよいのでしょうか?

 まずは友達や家族など気ごごろの知れた人に話し、ご自身の今の不安な気持ちや、悩みを溜め込まずに、全部出してみることをオススメします。
 
 自身の内部で湧き上がってきたことをそのまま溜め込んでしまうと、恐怖感や不安感が増幅したり、ときには、精神的な苦痛が身体的な痛みに成り変わることもあります。

 自分の気持ちを他人に話し、理解してもらえることで、承認されたという気持ちが起こります。また、人に話しをすることで、思いもよらなかった自身の内部に潜む本当の気持ちや考えに、ご自身で気づくこともあります。
 心の中であれこれ考えているときよりも、言葉として出してみると、意外に客観的に捉えることができますよ。是非、一度試してみて下さい。

 さらに言えば、がんの治療のことなど、がんについてよく理解されている専門家のカウンセリングを受けることを推奨します。

「病は気から」と昔から言われるように、気持ち(心)と病気(体)は密接に関わっています。気持ちの安定を保つことは、病気(がん)と向き合うことにも繋がっています。

まとめ

 以上の内容をまとめますと、
 
 乳がんになったら、まずは「ご自身の現状の把握と、情報を収集する」こと。

 そして、なによりも大事なことが
「不安感や恐怖感、ご自身の心のコントロールをする」ことです。


 当店カウンセラーである私(吉田)は、がん治療の最前線の総合病院で研鑽を積んだ後、英国に留学してホスピスや緩和ケア病棟でさらに勉強を続け、長年にわたり、がんの患者さんと向き合って参りました。
 
 その臨床経験の中で、今でも忘れられないことが、
「体に施す物質的な治療だけではなく、精神的な心の繋がりが何よりも大事なのだよ。どれだけ優れた治療方法でも、人間の心がわかっていない今の医療ではダメだね」
と、当時担当していたがん患者さんが亡くなられる前に、私におっしゃられたお言葉です。

 このことが大きなきっかけとなって、薬や治療のことだけではなく、病気で悩まれる方々の心に寄り添うカウンセラーとして、お役に立ちたいという強い思いを持ち、今の私の仕事に至っています。


 当店は、がんカウンセリングだけではなく、うつなどのメンタルカウンセリングをはじめ、その他、健康に関するアドバイスなどヘルスアドバイザーとしてもご相談を承っています。
 お気軽にご相談ください。

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