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冬に[気分が落ち込む]のはなぜ?

目次

「季節性うつ病」とは?

 夏も終わり、いよいよ秋の気配を感じる頃ですが、今年は秋を通り越して、早くも冬が到来してきました。
 このような季節の変わり目の時期は、なんとなくうつっぽい気分、落ち込みがち、気分が冴えないという方がいらっしゃいますが、これは気のせいでもなんでもありません。日照時間がだんだん短くなると、季節性のうつ病というのは、多くみられます。
 
 特に、日照時間の極端に短い北欧などの高緯度の国々や、日本でも寒い地域では10~11月ごろから、季節性のうつ症状が見られます。この症状は秋頃から始まり、日照時間が長くなって春を迎えるころには、自然とおさまってきます。

 では、秋冬に見られやすい季節性のうつ病の症状は、どのようなものか見ていきましょう。

季節性うつ病の症状

 季節性うつ病の症状の多くは、一般的な「うつ病」と同じような症状ですが、特徴的なものとして、以下のような症状があげられます。

・今までと生活環境が変わっていないのに、急に気分が落ち込みやすくなった
・落ち込む頻度が多くなっている
・過食になる
・寝過ぎてしまう(過眠)
・体を動かすことが面倒臭く感じる
・楽しかった活動が億劫になり、興味を失った
・体重増加

 特に過食、過眠、体重増加の症状は、不眠や食欲不振、体重減少になることが多い一般的な「うつ症状」との大きな違いで、これらは季節性うつ病の特徴と言えるでしょう。


 季節性うつ病にならないため、または、症状を軽減するためには、どうしたらよいでしょうか?

季節性うつ病の対策1

対策その1:日光浴をする
 
 なぜ日光浴が良いのかと言いますと、季節性うつ病の原因は、日照時間の短さによる日光を浴びる時間が減少するからです。
 たった5分でもいいので、太陽の光を浴びるようにしてみてください。
 
 これは、季節性のうつ病だけでなく、うつっぽいと感じたときや、気分が落ち込んでいる時にも有効な対策です。
 冬の寒い時は、往々にして、外出したくなくなりますが、気分転換の1つと考えて、外出することを試みてください。いつもと違う道を5分、10分歩くだけでも、鬱々としていた気分がパーッと変わります。

 特に女性なら、冬しか履けないお気に入りのブーツで、オシャレして散歩することで、テンションが上がり、うつっぽい気分が一新することを実感されるかと思います。
 
 また、体を動かすことで、ホルモンや自律神経のバランスにも、良い影響を与えます。
 
 この秋冬に、「うつ症状かな?」と感じられた方は、セルフケアとして、まずはお試しください。

季節性うつ病の対策2

対策その2:生活習慣を改善する

 夏季に比べて、冬季は日照時間が短くなるため、体内時計が乱れて「時差ぼけ」のような状態になってしまいがちです。
 
 起床時間、就寝時間、食事時間、仕事時間・・・何気なく過ごしていると、毎日あっという間に時間は過ぎ去ります。
 ほんの少し立ち止まって、自分の生活を見直してみてください。そして、自分の生活習慣にあったリズムを作り、軌道修正することも大事です。

 このような「みつめ直し時間」を、一度作ってみると、客観的に自分自身を見ることになりますので、思わぬ「気づき」が得られるかもしれません。

 また、生活習慣の改善ということでいえば、食事も大事な要素の一つです。具体的な食事についての対策はここでは触れませんが、「人間は摂取したもので形成されている」といっても過言ではありません。
 日頃からの心掛けで、うつ病だけでなく、高血圧や糖尿病などの生活習慣病をはじめ、がんを予防することにもつながるでしょう。

季節性うつ病の対策3

対策その3:自分の感情を話す

 「うつっぽいな」「なんだかもやもやするな」と感じた時には、友人や家族など身近な人に自分の感情や思いを話してみることです。
 一人で悩んでいると、落ち込んだ気持ちが余計に増大してしまいがちですが、自分の感情を誰かに話してみることで、ラクになるのを実感できると思います。
 
 周りに話せる相手がいない場合は、カウンセラーやサポートグループなどをみつけて、話してみるのも1つの方法です。

まとめ

 これからの寒い季節は、外出することを拒んで、家に閉じこもりがちになりますが、季節性のうつ病の改善だけでなく、生活習慣病予防のためにも、外に出て体を動かしてみる、自分の生活を見つめ直す時間を作ってみる、人と話をしてみるのはいかがでしょうか?

 ほんの少しの心がけで、「こころ」も「からだ」も変化することを、きっと実感して頂けるでしょう。

 ご自身で取り組みが難しいと思われる方は、是非ご相談下さい。

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