『うつ病から卒業する』そのための方法とは?
目次
『うつ病から卒業』ためには・・・
「熱が出た」「風邪をひいた」という症状が出たとき、みなさまはどうされますでしょうか?
このような症状が少し出ただけで、医療機関を受診する方が、昔と比べると、はるかに多くいらっしゃるのではないかと思います。
自由に医療機関にアクセスできる日本の医療システムは、他国からも賞賛されるくらい、とても素晴らしいものです。
しかし一方で、「病気は、自分が治すものではなく、医療や薬が治すもの」と思い、医療や薬に頼りすぎてしまって、自分で自分の体を治す力(治癒力)を弱めてしまっている人が多くなったことも事実ではあります。
これは体の病気だけではなく、心の病気と言われる「うつ病」にしても同じです。
どうすれば「うつ病」から卒業できるのでしょうか? その方法についてみていきたいと思います。
「うつ病」の現状について
うつ病などのこころの病気といわれているものは、薬だけではなかなか完治しないのが現状であります。
数十年前と比べて、精神科、心療内科に通うことの敷居が低くなり、通院しやすくなりました。
また様々な薬が開発され、従来の薬に比べて副作用が軽減された薬が医療現場でたくさん使われるようになりました。
しかし、こころの病気の患者数も、向精神薬の薬剤料も、年々増加しているのが現状です。
実際に国内の向精神薬の薬剤料をみると、2017年には4000億円をこえています。
自分で治せる力をみんな持っている
動物は体調が悪くなると、何も食べず、動かず、じっと休養を取って、体を癒します。
本来、人間も動物同様に、ちゃんと自分で治す力を持っています。
しかし「病気は医療が治すもの」「薬が治すもの」と思い込まれています。
昔に比べて、医療が充実してアクセスしやすくなったことはとても良いのですが、その副作用として、
「人間も動物と同じように、自分で治す力(自然治癒力)がある」ことを忘れ去られてきているのが現在です。
うつ病からの卒業
うつ病から卒業するための方法は、
まず、「自分は〇〇の病気なのだ」という病名に捉われすぎないことです。
そして、うつ病を治す薬、風邪を治す薬があると、思われがちですが、
薬とは、その症状を抑えるだけのものであり、病気を完治させるものではありません。完治させるのは「自分自身」です。
薬はあくまでも自転車の補助輪のように補助的に使うもの。要するに「薬は使いよう」であり、
「本当に必要なときは使うけれど、決して薬に依存しないこと」です。
「うつ病」に伴う症状を一時的に抑えるために薬を使うことは結構ですが、
最終的には、薬から卒業し、うつ病から卒業し、日常生活ができるようになること。これがゴールです。
そして何より大事なのが、
「心のモヤモヤが続く状態から卒業して、自分らしく、明るい楽しい人生を送る」ことを、自分で意識することです。
自分の中で意識をしないかぎり、残念ながら現実は変わっていきません。
そこから、今後のご自分の理想とする人生のゴールを思い描いて、それに近づけていく行動を起こすことです。
「自分の内側が変わるから外側の現実が変わっていく」
気持ちを軽くしたい、悩みから解放されてスッキリしたいと思われる方は、
ご自身の「思考のクセ」を知り、それを軌道修正していくことが近道です。
ネガティブな気持ちを少しずつ自分でコントロールできるようになり、物事の捉え方や考え方が変わると、現実も変わります。
人間は、放っておくと、どんどん悪い方に考える傾向にあります。
だからこそ、自分で思考をコントロールすることが大事です。
まとめ
自分は「うつ病」であると自分に病名をつけるのではなく、自分が生きたいと思う明るい未来を想像することが、より良い未来を創造することにも繋がります。
私自身が実際に「思考は現実化する」のだということを知り、うつ病や薬から離脱することができましたし、支援させて頂いたクライアント様も、実際に自分の考えが変化したことで、現実も変わったというお声を頂いています。
さらに詳しく「うつ病」から卒業したいと思われる方に、お一人ずつに丁寧にお話をお伺いしながら、メンタルサポートを行っています。詳細は下記まで